【Windows】ファイルサーバ移行検証_テスト用データ作成

PowerShell

はじめに

前回テスト用のユーザを作成したので、今回はファイルサーバの移行用のデータを作成します。

※本記事は下記のファイルサーバ移行検証の一部です。

データ作成

テスト用のフォルダとテキストファイルを作成します。データ移行の範囲にNTFSアクセス権が含まれることがほとんどかと思うので、データ作成後にアクセス権も付与します。

フォルダ作成

以下のスクリプトで、フォルダを作成します。「E:\share」内に作成していますが、適宜PATHを変更してください。実行後、直下に10個のフォルダが作成され、さらにその配下に100個のフォルダが作成されます(合計1000個)。

ファイル作成

次に先ほど作成したフォルダの配下にファイルを作成します。作成するファイル数は、1から3個のうち、ランダムな個数が作成されます。

アクセス権設定(AD環境用)

作成したフォルダとファイルにアクセス権を付与します。事前に作成しているfileuser01から50までのユーザに対して権限を付与します。また、アクセス権と付与されるユーザはランダムになるように設定します。ここまで入り組んだ設定をする必要はないのかもしれませんが、検証なので試しに設定してみました。

なお、「$domainUser = “jasm.ricecake24book.com\$userName”」というパラメータがある通り、ドメインユーザを指定しています。ドメイン環境ではない場合は末尾に紹介していますので、環境に応じて利用してください。

実行結果

実行結果の一部を紹介します。share配下に10個のフォルダを作成しています。

作成されたフォルダの配下に、さらに100個のフォルダを作成しています。

アクセス権もランダムに付与されています。

アクセス権設定(WORKGROUP環境用)

以下はWORKGROUP(AD環境ではない)用のスクリプトです。AD環境用と大差はないです。

以上でテスト用データ作成ができました。次はデータコピーを実施します。

AD環境の場合

WORKGROUP環境の場合

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