はじめに
作成したスクリプトを定期実行する手順を紹介します。タスクスケジューラでタスクを作成する場合、GUIが非常に分かりやすいので「サクッとできそうだなー」と思っていましたが、思いの外うまく起動しなかったので、備忘録としてまとめました。
※本記事は下記のファイルサーバ移行検証の一部です。
タスクスケジューラ登録
スタート画面からタスクスケジューラを選択します。
[タスクスケジューラライブラリ]を右クリックして、[基本タスクの作成]を選択します。
ウィザードに従って設定を入力します。
※ウィザードで設定した後、改めて設定を変えることもできます。
タスクの名前を入力し、[次へ]を選択します。
次に実行するタイミングを決めます。
以下は一つ前に[毎日]を選択した場合の画面です。実行開始時間、間隔を指定します。
[プログラムの開始]を選択します。
以下の[プログラムの開始]の画面ではまったので、少し詳しく改定置きます。
[引数の追加]の項目で、実行するファイル「-c “C:\work\07.robocopy-ad-honban.ps1″」として指定します。
[プログラム/スクリプト]は、実行するPowerShellファイルではなく、PowerShellのexeファイルを指定します。
※以下は「C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe」を選択している画面
設定を確認します。問題がなければ[完了]を選択します。
以下の画面は作成した基本タスクのプロパティです。ウィザードより詳細な設定が可能です。
[タスクの実行時に使うユーザーアカウント]については、スクリプトを実行できるユーザーを指定する必要があります。
[トリガー]は、先ほど設定したスケジュールが表示されています。[編集]を選択して、詳細な設定を確認できます。
特定の時間帯には実行できないといった条件がある場合は、[停止するまでの時間]を指定する事もできます。
[操作]タブでは、先ほど指定した実行するスクリプトの設定が表示されています。
[条件]タブでは、実行する際の詳細な条件を指定できます。
[設定]タブでは、失敗した際の動作など条件を決められます。
[履歴]タブでは、タスクに関する履歴を確認できます。※以下は何回かタスクを実行した後の履歴です。
全ての設定を確認後、[OK]を選択します。
実行ユーザーの認証情報を入力します。
以上でタスクスケジューラの登録は完了です。