はじめに
WSUSサーバがあるドメイン環境で、WSUSクライアントの設定をGPOで行います。よくある設定かと思いますが、記録として残しておきます。
手順
「wsus-clients」というOUを作成していて、そこに対象となるクライアントPCを所属させます。

対象のOUを右クリックし[このドメインにGPOを作成し、このコンテナにリンクする]を選択します。

GPOの名前を決めます。

作成されたGPOを編集します。

編集画面で「コンピュータの構成」 > 「ポリシー」 > 「管理用テンプレート」 > 「Windowsコンポーネント」 > 「Windows Update」を展開します。
「イントラネット Microsoft 更新サービスの場所を指定する」を編集します。

「http://wsus01:8530」を指定します。なお、wsus01は今回のwsusサーバであり、8530番ポートを指定しています。

次に「自動更新を構成する」を編集します。

状態を有効にします。

クライアントをコンピュータグループで分けて管理している場合は、「クライアント側のターゲットー有効にする」を編集します。

コンピュータグループ名を指定します。

クライアント側で設定をすぐに反映させたい場合は、コマンドプロンプトでコマンド実行します。
1 |
gpupdate /force |

以下の画面はクライアントでWindows Update設定(状態)を見た時の画面です。「一部の設定は組織によって管理されています]という表示を確認できます。

以上です。