【Windows】WSUS_インストールについて

Windows

はじめに

今回はWSUSサーバ構築のために、WSUS機能をインストールします。IISやADと同じように、機能の追加を実施するので、難しいことはないと思います。ただ、久しぶりだと調べることになるから、備忘録的にまとめておきます。

準備

インストール中に更新ファイルの格納先を指定するので、あらかじめフォルダを作成するなどして準備しておきましょう。WSUSの更新ファイルは対象を多く含める程容量が膨れ上がるので、Cドライブとは別の領域をマウントしておく事をお勧めします。

インストール

[役割と機能の追加]を選択します。

[次へ]を選択します。

[次へ]を選択します。

[Windows Server Update Service]をチェックします。

[機能の追加]を選択します。IISも含まれています。

[次へ]を選択します。

機能の選択では何もせず[次へ]を選択します。

[次へ]を選択します。

WSUSのインストールオプションです。

特に変更せずに[次へ]を選択します。

※WID:Windows Internal Database

→Windowsに組み込まれているデータベースのことらしい。最近はSQLサーバでも管理できるようになったらしい。調べるとWIDからSQLサーバに移行するみたいな話しが多いです。

コンテンツ(更新ファイル)の格納先を指定し、[次へ]を選択します。

上記キャプチャは「D:\WSUS\WsusContent」を指定していますが、お勧めしません。実際の更新ファイルがダウンロードされると「WsusContent」というフォルダが作成されました。指定するなら「WSUS」くらいにした方が良いです。

以下は実際にダウンロードされた際のフォルダ構成。WsusContentの中にWsusContentがいる。

一緒にインストールされるIISについて。[次へ]を選択しますが、説明は読んでおきましょう。

[次へ]を選択します。

[インストール]を選択します。

インストール後、旗印の警告マークが表示されるので選択します。以下の[インストール後のタスクを起動する]を選択します。

[ツール]から[Windows Server Update Service]を選択します。

日本語のはずが!なぜ!?となった人もいるはず。

英語表記になってしまうのはバグらしいです。なお、新しめのisoで展開したWindowsServerの場合は修正済みっぽいです。この修正については下記で記事にしたので、不幸にも同じ目にあった人はこちらをどうぞ。

以下、バグを修正した後の画面からスタート。

[次へ]を選択します。

品質向上プログラムに参加のチェック有無は、適宜変えてください。

このサーバ意外にWSUSサーバはないので、[Microsoft Updateから同期する]を選択して[次へ]を選択します。

プロキシはないので、チェックせずに[次へ]を選択します。

[接続の開始]を選択します。完了するまでは時間がかかるので、気長に待ちましょう。

完了後、[次へ]を選択します。

言語設定をします。

製品を選択します。デフォルトで多くのチェックが入っていますが、製品数が多いほどたくさんのファイルをダウンロードすることになります。サーバのディスク容量以上にならないよう、必要な分だけ選択するようにしましょう。

分類を選択します。本番環境用に構築する場合、おそらく設計の段階で決められていると思うので、設計に従って設定します。

※あまり理解が進んでいない人は、予め調べておくと良いです。個人的に以下のページで勉強しました。

WSUS の分類について
みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。 今回は WSUS で配信出来る更新プログラムの各分類について紹介します。 WSUS では以下の分類の内、どれを配信するか選択することが出来ます。分類については、セキュリティの修正及び重...

サーバが大元のサーバと同期する時刻を設定します。帯域を多少圧迫しても問題ないような時間帯を指定すると良いでしょう。

初期同期を実行する場合はチェックをつけます。

次のステップが表示されます。インストールは以上で完了です。

以下はWSUSの管理画面です。クライアントの状態確認や設定変更などの運用をこの画面から行います。

以上。