はじめに
Windowsサーバをファイルサーバーとして機能させるための手順を記載します。共有するフォルダのプロパティを操作する方法もありますが、サーバマネージャーを使用した方法で設定しています。
※本記事は下記のファイルサーバ移行検証の一部です。
共有設定
サーバマネージャーで[役割と機能の追加]を選択します。
[次へ]を選択します。
[ファイルサービスおとびiSCSIサービス]にチェックをして、[次へ]を選択します。
[機能の選択]の画面で、[次へ]を選択します。
[インストール]を選択します。
問題なくインストールできたら、ウィザードを閉じます。
[ファイルサービスと記憶領域サービス]を選択します。
左ペインで[共有]を選択します。
画面内の「タスク」と表示されたドロップダウンから[新しい共有…]を選択します。
今回は[SMB共有-簡易]とします。
共有ポイントを選択します。今回はカスタムで「E:¥share」を指定しています。
設定に問題がなければ[次へ]を選択します。
[アクセス許可設定に基づいた列挙を有効にする]にチェックして、[次へ]を選択します。
アクセス権を設定します。アクセス権の設定は後からでも行えるので、本手順では初期設定のままとします。[次へ]を選択します。
内容を確認し、[作成]を選択します。
完了後、[閉じる]を選択します。
他のPCのエクスプローラから「\\172.16.1.137」(インストールしたファイルサーバ)にアクセス可能になりました。
※共有するフォルダは、AD環境に参加してから作成しても、デフォルトのNTFSアクセス許可設定は変わりませんでした。
この後アクセス権の設定があるかと思いますが、本記事では割愛します。
ファイルサーバの理解に必要となる「共有アクセス権」と「NTFSアクセス権」については、下記の記事で検証してみたので、参考までにご覧いただければ幸いです。
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