はじめに
今回は「Acronis Cyber Protect」の機能検証した際の記録を投稿します。バージョンは「Acronis Cyber Protect 15」です。
なぜアクロニス?
なぜアクロニス?かと言うと、業務で扱う機会が重なったからという事情があります。これまで資格取得を中心にあれこれ手探り状態で学習していましたが、ここ最近サーバの保守やエラー調査、システム更改プロジェクトで頻繁にアクロニスを触る機会がありました。存在は知っていたものの、何も知らない状況で本番環境を触るのは怖いので、検証してみました。
いつアクロニスを操作するか
この度優先的に時間を作って検証しようと思うようになった理由は、大きく2つあります。
1. 基盤システムによく導入されている
2. 作業前にバックアップ状況を確認する
アクロニスで仮想サーバをバックアップできるので、定期的にバックアップを取得するために導入されていることが多いです。システムを構築した際には、何かしらの形でバックアップを取ることが多いため、手段の1つとしてアクロニスが採用されていると思われます。
導入後はポリシーに応じて定期的にバックアップが取得されており、バックアップされたデータ災害用にも活躍しますが、リスクのあるサーバ作業時にも活躍します。本番稼働している大切なサーバに、どうしても追加設定をしないといけない場面というものがあります。万が一想定外の事象が発生しても、バックアップから切り戻しができるのは、運用上非常に有効でしょう。ただ、作業者はバックアップ設定の見方やリストアの手順をしっかり分かっていないと、当然作業なんてできません。
今回はそのような必要に迫られているよいう部分も大きいです。
検証記事一覧
検証としてご紹介する内容は以下の通りです。